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アシュタンガの出来ないアーサナを出来るようにする練習方法。

約 6 分

プラクティス~基本編~

アシュタンガの出来ないアーサナ(ヨガのポーズ)が、あってお困りですか?

これから、アーサナが出来るようになるために必要なことをお伝えします。

はじめに

アシュタンガヨガはアーサナの順序(シークエンス)が決まっています。そして、ヨガ流派の中ではかなりの種類のアーサナを行います。

プライマリーシリーズ(1st)とよばれるシークエンスも約60種類のアーサナを行います。インターミディエイト(2nd)も約40種類、アドバンスA(3rd)も約30種類、4th、5th、、、と平均して約30種類ずつ増えていきますので、相当な数を行うことになります。

 

基本的には、ヨガ・マーラー(数珠)と称されるように、一つずつのアーサナが連なって繋がっているように、全てが関連しあっていると言えます。

通常、順序通りに行えば出来るようになる。というのが指導者の基本姿勢です。

なので、指導者として順番を飛ばして別のアーサナを練習させるなどは邪道。と言えるでしょう。

また、プロップスを使用させることも邪道に含まれるかもしれません。

さらに、念頭に置く必要があるのは、順序は時代によって(毎年のように)異なっている、進化、変化しているということです。近年は、微妙な変化に留まっているかもしれませんが、現在と過去では、大分違うこともあるようです。

以上が、前提のお話になります。これらを踏まえたうえで次に進みましょう。

プロップスとは、(props:小道具、支柱・つっかえ棒・支え)ヨガの道具のこと。ヨガマット、ヨガブロック、ヨガベルト、ブランケット、ボルスターなどを指す。

 

※プライマリーシリーズの約60種類のアーサナはスタンディング・シッティング・フィニッシングシークエンスという分類方法の総計を指す。スリヤナマスカーラAとBはアーサナではないとみなす。ダンダーサナ・ポジション、ティッティバーサナ・ポジション、シールシャーサナ・ハーフベンドは、移行の途中とみなしアーサナから除外。ヨガムドラ、ウトゥプルティヒも除外。

※また、名称が異なる場合もあり、ウッティッタ・ハスタ・パダングシュターサナB→パールシュヴァ・サヒタなど。よって正確な数ではないので、±5はあるかもしれない。

決められた順番通りに練習をすることのメリット

まずは、順番通りに練習してみましょう。そのメリットは、関連性を以って練習できるという事です。

アシュタンガの順序は、アーサナの一つひとつが分断されたものではなく、お互いに関係しあっています。

アシュタンガの順序には、意味があります。

何の脈絡もないように急に難しいアーサナが出てくることは否定しませんが、基本的には、スーリヤナマスカーラA&B、スタンディングシークエンスに基礎となる体の動かし方が含まれています。その後のアーサナを行うごとに、+αとして体の動かし方が追加されていくのです。

そうやって、アシュタンガの順序は

基礎となる体の動かし方+α

応用、応用、応用!

を繰り返すようにできています。

もしも、出来ないアーサナがあるのであれば、

基礎となる体の動かし方を体得してください。

体得するうえで、SHINGOがオススメしているのは、

スタンディングシークエンス

これです。

これを、きっちり行うこと。

 

もし、あなたに出来ないアーサナがあったとしたら、その前に行ったアーサナにヒントが隠されているということです。ですから、その前までのアーサナをしっかりと練習することです。

しっかり練習するというのは、各アーサナをしっかりと理解し、身体の使い方を体得するということです。


※アシュタンガヨガの順番が分からない方はコチラ

アシュタンガの順番に含まれているアーサナの関連性とは

例えば、プライマリーシリーズの後半に出てくるスプタ・クールマ・アーサナで腕を掴めないとしましょう。

この腕の回し方は、マリーチ・アーサナDでも、その前に行うマリーチ・アーサナCでも、BでもAでも行いまし、アルダ・バッダ・パドマ・パスチモッターナーサナアルダ・バッダ・パドモッターナーサナも同じです。そして、この腕の回し方が最初に出てくるのが、シリーズの初めの方に行うパールシュヴォッターナーサナです。

下記の動画のタイトルをスイス~イヨガと称しているのは、この腕の回し方が、平泳ぎの腕の使い方と同じで、なおかつ、全て同じ使い方をしていることを表現しています。

動画では、ここで上げた共通点をアーサナを変えて行っています。

腕の回し方を詳しく知りたい方はコチラ

つまり、パールシュヴォッターナーサナで腕の回し方をマスターできていれば、目的のスプタ・クールマーサナで腕を掴むことが出来るわけです。

因みにスプタクールマーサナは、前屈の要素と股関節の可動域も広げる必要があるので、これらもやはりこれ以前のアーサナで関連する要素を理解し、体をうまく使えるようにする必要があります。

このように、常にどのポーズも応用、応用の連続であり関連性があることを発見してみてください。

プラクティス~テクニック編~

ドリシュティウジャーイ呼吸についてこれからお伝えします。

ドリシュティとは、アーサナの時に見続ける場所です。ドリシュティ(Drishti)視点・目線。

しかし今回はアーサナ(静的な姿勢)でのドリシュティではなく、アーサナとアーサナの移行中。つまりヴィンヤサ(動的な姿勢)でのドリシュティに触れています。

ヴィンヤサでのドリシュティテクニックその1

<上を向く動作の場合>
動く前にゴール(次のドリシュティ先)を先ず見る。

<下を向く動作の場合>
動いてもスタート(今見ているドリシュティ)を見続ける。

ゴール(次のドリシュティ先)を最後まで見ない。

そうすると楽に体が動くようになります。

先に見る。最後まで見ない。ということです!!

詳しくはコチラ

ウジャーイ呼吸(勝利の呼吸法)

SHINGOがオススメするウジャーイ呼吸

  1. 吸いはじめと、吐きはじめをコントロールすること。
  2. 吸いはじめて息が3~4割ぐらいになったら、身体が吸いたい様に吸わせる。吐くときも同じ。
    ただし、喉のコントロールはしておく。

これが成功したとき、さざ波のような音になる。まるで浜辺にいるかのような感覚になります。

だから題して・・・

ウジャーイ~浜辺の呼吸法~

と人は呼ぶ(僕だけ)

呼吸のはじめは音が小さく優しく。途中は大きく大胆に!

特に、苦しくなるほどいきなり吸い込もうとしたり、吐き出そうとします。

試しに息を止めてみてください。一気に息をすいたくなったりしますよね?

ここをコントールしてちょっとずつにするんです。

で、呼吸の方向性が定まったら、その方向に息を解き放つんです。

是非試してみてくださいね。

詳しくはコチラ

実際にやってみよう!

順番と順序の違い

「順序」は、配列を構成している一つ一つを取り上げるよりも、全体を一つの秩序とみていう語。

「順番」は、「順序」ほど全体としての配列にとらわれず、その中で次々に何かに当たるさまをいう。

ということで、アシュタンガは「順序」という方が適正かもしれない。

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ完全攻略!呼吸と動きの順番が分かる無料PDF

このファイルには以下のPDFが含まれています。
1.スリヤナマスカーラA&B
2.スタンディングシークエンス
3.ハーフプライマリー(前半)
4.フルプライマリー(後半)
5.セカンド(前半)
6.セカンド(後半)
7.フィニッシングシークエンス

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ完全攻略!呼吸と動きの順番が分かる無料PDF

Profile/プロフィール

SHINGO

ヨガボディ・クリエイター:SHINGO(慎悟)

1987年2月生まれ。ヨガ歴9年、指導歴7年。東京・神奈川で活動中。


自身のプラクティスは、アシュタンガヨガの3rdシリーズまで。メイクアップの専門学校を卒業後、ヨガインストラクターになる。また、フィットネスクラブでジムトレーナーの経験を持つ。その後、ヨガスタジオを北鎌倉にオープン。スピリチュアルの世界にも足を踏み入れるも、現在、巡り廻ってフィジカルな美のサポートをしている。