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アシュタンガヨガとは? ~これさえ読めば全貌が掴める!~

約 23 分

アシュタンガヨガとは

故シュリ・K・パタビジョイス師(1915~2009) によってマイソールシティ(南インドの街)で教えられていたものです。現在は孫のランガ・シャラート・ジョイス師によって教えられています。

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガとも言い、呼吸に合わせた動作が順番通りに途切れなく行われることから、とても運動量が多く大変というイメージがありますが、ヨガの経典(ヨーガ・スートラ)に書かれているアシュターンガ(八支則)に則ったスピリチュアルなプラクティスです。

ヨガの真髄触れることのできるヨガであることは間違いありません。まずは、実践すること。これが初心者には一番必要なことです。
特徴は、定められたシークエンス(クラマ)、ヴィンヤサ、ウジャーイ呼吸、バンダ、ドリシュティというテクニックです。

アシュターンガヨーガとは、リシ・パタンジャリが編纂したヨーガ・スートラに書かれているヨーガです。別名をラージャヨーガと言います。アシュターンガは八支則、八部門、八階梯、八段階という意味です。

アシュタンガヨガの練習方法には、マイソールスタイル・クラスとレッドクラスがあります。

アシュタンガヨガのクラス

マイソールクラス「Mysore class」
アシュタンガヨガの本場マイソールシティで行われているスタイルのクラスを通称マイソールクラスと呼びます。マイソールスタイルは、決められたシークエンスを各々が出来るところまで自分のペースで練習していきます。また、指導はマンツーマンで行われ、生徒の熟練度に合わせて先生から新たなアーサナが与えられます。
・マイソール(南インドの街)

レッドクラス「led class」
指導者のカウントに従いアシュタンガヨガを行っていくクラスです。赤「red」ではなく、リード「lead」の過去形の意味でのレッドです。
・レッド(先導する。案内する。率いる。連れて行く。)

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの伝説

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの起源は、リシ・ヴァマナが記した「ヨガ・コールンタ」というものに載っていたというものです。そのヨガ・コールンタには、ヴィンヤサ・システム、ヨーガ・シャーストラ(ヨーガ・スートラ&ヨーガ・バーシャ)、ドリシュティ、バンダ、ムドラ―が書かれていたとされています。

「ヴィナ・ヴィンヤサ・ヨゲナ・アサナディン・ナ・カライェット おお、ヨギよ。ヴィンヤサなしでアーサナをすることなかれ」

※クリシュナマチャルヤがカルカッタの図書館で発見し翻訳したというが、その本はどこにも存在しておらず、古代の賢者が書いたとして権威あるものにしようとしたというのが最も有力な説である。

◆系譜

ラマ・モハン・ブラマチャーリ

ティルマライ・クリシュナマチャルヤ(1888-1989)

クリシュナ・パタビ・ジョイス「グルジ」(1915~2009)

サラスワティ・ジョイス「娘」
シャミラ・マヘーシュ「孫娘」
ランガ・シャラート・ジョイス「孫」現指導者

アシュタンガヨガの特徴3つのテクニックとヴィンヤサ

アシュタンガヨガの特徴として3つのテクニック『1つの呼吸法』『3つのバンダ』『9つのドリシュティ』があります。また、これをまとめて、トリスターナ(3つのポイント)と呼ばれています。そして、ヴィンヤサというのも特徴的です。

トリスターナ(Tristana)

◆ウジャーイ・プラーナーヤーマ(Ujjayi Pranayama)
勝利の呼吸法。

◆ドリシュティ(Drishti)
視点・目線のこと。また9つの視点(The 9 Gazing Points)ナヴァ・ドリシュティ(Nava Drishtis)と言われている。

1.ウールドヴァ(Urdhva)or アンタラ(Antara)…上方、天空

2.ブルーマディヤイ(Brumadhye)…眉間、アジュナチャクラ(第三の目)

3.ナサグライ(Nasagre)…鼻先。最も多く使われる。

4.パールシュヴァ(Parshva)…右側、右方遠く

5.パールシュヴァ(Parshva)…左側、左方遠く

6.ナビ・チャクラ(Nabhi Chakra) or ナーボウ(Nabhou)…へそ

7.ハスタグライ(Hastagre)…手

8.アングシュタマディヤイ(Angushthamadhye)…親指

9.パダヨラグライ(Padayoragre) or パーダングシュタ(Padangushta)…つま先

◆バンダ(Bandha)
ロックする。結合、結ぶ、締め付ける、止める、錠をかける、固定する、などなどの意味。
おもに3つあり、3つ全てを同時に保持していることをマハー・バンダ(偉大なる封)と呼ぶ。

ムーラ・バンダ(Mula Bandha)…根底。骨盤底、会陰のあたり。男性と女性では位置が少し異なる。

ウディヤーナ・バンダ(Uddiyana Bandha)…上向きに飛ぶ。

ジャーランダラ・バンダ(Jalandhara Bandha)…水を保持する。喉のあたり、顎を引き胸に付ける。

ヴィンヤサ(Vinyasa)

ヴィンヤサ
呼吸と動きを同調させること。また、アーサナとアーサナの間の動きを指す。

フル・ヴィンヤサ
毎回、サマスティティヒからスーリアナマスカーラAを行いアーサナに入ること。

ハーフ・ヴィンヤサ
各アーサナの後、サマスティティヒには戻らずに、

チャトランガ・ダンダーサナ

ウールドヴァ・シュヴァーナーサナ

アドームカ・シュヴァーナーサナ

を行うこと。

アシュタンガヨガの基本的な流れ

アシュタンガヨガは、以下のような流れで行います。

1.アシュタンガヨガ・マントラ

2.スーリヤ・ナマスカーラA&B

3.スタンディング・シークエンス

4.シッティング・シークエンス

5.フィニッシング・シークエンス

6.マンガラ・マントラ

6つのシリーズ

アシュタンガヨガには、以下6つのシリーズがあり、殆どの人が1stか2ndを練習しているようです。

【1st】初級/プライマリーシリーズ/ヨガ・チキツァ(身体治療)

【2nd】中級/インターミディエイトシリーズ/ナディ・ショーダナ(神経浄化)

【3rd】上級/アドバンスAシリーズ/スティラ・バーガ(安定した力)

【4th】上級/アドバンスBシリーズ /スティラ・バーガ(安定した力)

【5th】上級/アドバンスCシリーズ/スティラ・バーガ(安定した力)

【6th】上級/アドバンスDシリーズ /スティラ・バーガ(安定した力)

アシュタンガヨガのアーサナの種類

アシュタンガヨガはアーサナの順序(シークエンス)が決まっています。そして、ヨガ流派の中ではかなりの種類のアーサナを行います。

プライマリーシリーズ(1st)とよばれるシークエンスも約60種類のアーサナを行います。インターミディエイト(2nd)も約40種類、アドバンスA(3rd)も約30種類、4th、5th、、、と平均して約30種類ずつ増えていきますので、相当な数を行うことになります。

プライマリーシリーズ(1st)

0.サマスティティヒ(Samasthiti)
1.スーリヤナマスカーラA(Surya Namaskara A)
2.スーリヤナマスカーラB(Surya Namaskara B)

■スタンディング・シークエンス
3.パーダングシュターサナ(Padangusthasana)
4.パーダ・ハスターサナ(Padahastasana)
5.ウッティッタ・トリコーナーサナA(Utthita Trikonasana A)
6.ウッティッタ(パリヴリッタ)・トリコーナーサナB(Utthita Trikonasana B)
7.ウッティッタ・パールシュヴァ・コーナーサナA(Utthita Parshvakonasana A)
8.ウッティッタ(パリヴリッタ)・パールシュヴァ・コーナーサナB(Utthita Parshvakonasana B)
9.プラサリータ・パドッターナーサナA(Prasarita Padottanasana A)
10.プラサリータ・パドッターナーサナB(Prasarita Padottanasana B)
11.プラサリータ・パドッターナーサナC(Prasarita Padottanasana C)
12.プラサリータ・パドッターナーサナD(Prasarita Padottanasana D)
13.パールシュヴォターナーサナ    (Parsvottanasana)

※ここまでを基本の6つのアーサナという(ヴァリエーションを1とカウントして)

14.ウッティッタ・ハスタ・パーダングシュターサナA(Utthita Hasta Padangushtasana A)
15.ウッティッタ・ハスタ・パーダングシュターサナB(Utthita Hasta Padangushtasana B)
16.ウッティッタ・ハスタ・パーダングシュターサナC(Utthita Hasta Padangushtasana C)
17.アルダ・バッダ・パドモッターナーサアナ(Ardha Baddha Padmottanasana)
18.ウトゥカターサナ(Utkatasana)
19.ヴィーラバドラーサナA(Virabhadrasana A)
20.ヴィーラバドラーサナB(Virabhadrasana B)

■シッティング・シークエンス
21.パシュチマッターナーサナA(Paschimattanasana A)
22.パシュチマッターナーサナB/D(Paschimattanasana B)
23.プールヴォッターナーサナ(Purvottanasana)
24.アルダ・バッダ・パドマ・パシュチマッターナーサナ(Ardha Baddha Padma Paschimattanasana)
25.ティリアング・ムカ・エカ・パーダ・パシュチマッターナーサナ(Triang Mukha Eka Pada Paschimattanasana)
26.ジャーヌ・シールシャーサナA(Janusirsasana A)
27.ジャーヌ・シールシャーサナB(Janusirsasana B)
28.ジャーヌ・シールシャーサナC(Janusirsasana C)
29.マリーチアーサナA(Marichasana A)
30.マリーチアーサナB(Marichasana B)
31.マリーチアーサナC(Marichasana C)
32.マリーチアーサナD(Marichasana D)
33.ナヴァーサナ(Navasana)

※ここまでをハーフプライマリーと呼ぶのが一般的

34.プジャ・ピダーサナ(Bujapidasana)
35.クールマーサナ(Kurmasana)
36.スプタ・クールマーサナ(Supta Kurmasana)
37.ガルバ・ピンダーサナ(Garbha Pindasana)
38.クックターサナ(Kukkutasana)
39.バッダ・コーナーサナA(Baddha Konasana A)
40.バッダ・コーナーサナB(Baddha Konasana B)
41.ウパヴィシュタ・コーナーサナ A(Upavishta Konasana A)
42.ウパヴィシュタ・コーナーサナ B(Upavishta Konasana B)
43.スプタ・コーナーサナ(Supta Konasana)
44.スプタ・ハスタ・パーダングシュターサナA(Supta Padangusthasana A)
45.スプタ・ハスタ・パーダングシュターサナB(Supta Padangusthasana B)
46.ウバヤ・パーダングシュターサナ(Ubhaya Padangushtasana)
47.ウールドヴァ・ムカ・パシュチマッターナーサナ(Urdhva Mukha Paschimattanasana)
48.セツ・バンダーサナ(Setu Bandhasana)
49.ウールドヴァ・ダニュラーサナ(Urdhva Dhanurasana)
50.チャクラーサナ(Chakrasana)
51.パシュチマッターナーサナ(Paschimattanasana)

■フィニッシング・シークエンス
52.サルヴァーンガーサナ(Sarvangasana)
53.ハラーサナ(Halaasana)
54.カルナ・ピーダーサナ(Karnapidasana)
55.ウールドヴァ・パドマーサナ(Urdhva Padmasana)
56.ピンダーサナ(Pindasana)
57.マツヤーサナ(Matsyasana)
58.ウッターナ・パーダーサナ(Uttsns Padasana)

※ここまでを7つのフィニッシング・シークエンスと呼ぶ

59.チャクラーサナ(Chakrasana)
60.シルシャーサナ/ヘッドスタンディング(Sirsasana)
61.ウールドヴァ・ダンダーサナ/ハーフベンド(Urdhva)
62.バッダパドマーサナ(Baddha Padmasana)
63.ヨガ・ムドラー(Yoga Mudra)
64.パドマーサナ/ジュニューナ・ムドラー(Padmasana)
65.ウトゥプルティヒ(Utplutihi)
66.シャヴァーサナ(Savasana)

インターミディエイト(2nd)

0.サマスティティヒ(Samasthiti)
1.スーリヤナマスカーラA(Surya Namaskara A)
2.スーリヤナマスカーラB(Surya Namaskara B)

■スタンディング・シークエンス
3.パーダングシュターサナ(Padangusthasana)
4.パーダ・ハスターサナ(Padahastasana)
5.ウッティッタ・トリコーナーサナA(Utthita Trikonasana A)
6.ウッティッタ(パリヴリッタ)・トリコーナーサナB(Utthita Trikonasana B)
7.ウッティッタ・パールシュヴァ・コーナーサナA(Utthita Parshvakonasana A)
8.ウッティッタ(パリヴリッタ)・パールシュヴァ・コーナーサナB(Utthita Parshvakonasana B)
9.プラサリータ・パドッターナーサナA(Prasarita Padottanasana A)
10.プラサリータ・パドッターナーサナB(Prasarita Padottanasana B)
11.プラサリータ・パドッターナーサナC(Prasarita Padottanasana C)
12.プラサリータ・パドッターナーサナD(Prasarita Padottanasana D)
13.パールシュヴォターナーサナ    (Parsvottanasana)

■シッティング・シークエンス
14.パーシャーサナ(Pashasana)
15.クラウンチャーサナ(Krounchasana)
16.シャラバーサナA(Shalabhasana A)
17.シャラバーサナB(Shalabhasana B)
18.ベーカーサナ(Bhekasana)
19.ダヌラーサナ(Dhanurasana)
20.パールシュヴァ・ダニュラーサナ(Parshva Dhanurasana)
21.ウシュトラーサナ(Ushtrasana)
22.ラグ・ヴァジュラーサナ(Laghu Vajrasana)
23.カポターサナA(Kapotasana A)
24.カポターサナB(Kapotasana B)
25.スプタ・ヴァジュラ―サナ(Supta Vajrasana)
26.バカーサナA(Bakasana A)
27.バカーサナB(Bakasana B)
28.バラドヴァージャーサナ(Bharadvajasana)
29.アルダ・マッツェンドラーサナ(Ardha Matsyendrasana)
30.エーカ・パーダ・シルシャーサナ(Eka Pada Shirshasana)
31.ドヴィ・パーダ・シルシャーサナ(Dvi Pada Shirshasana)
32.ヨガニドラーサナ(Yoga Nidrasana)
33.ティッティバーサナA(Tittibhasana A)
34.ティッティバーサナB(Tittibhasana B)
35.ティッティバーサナC(Tittibhasana C)
36.ティッティバーサナD(Tittibhasana D)
37.ピンチャ・マユーラーサナ(Pincha Mayurasana)
38.カランダヴァーサナ(Karandavasana)
39.マユーラーサナ(Mayurasana)
40.ナクラーサナ(Nakrasana)
41.ヴァーターヤナーサナ(Vatayanasana)
42.パリガーサナ(Parighasana)
43.ゴームカーサナA(Gomukhasana A)
44.ゴームカーサナB(Gomukhasana B)
45.スプタ・ウールドヴァ・パーダ・ヴァジュラーサナ(Supta Urdhva Pada Vajrasana)

※3rdを練習する場合は、ここから切り替わる。

46.ムクタ・ハスタ・シールシャーサナA(Mukta Hasta Shirshasana A)
47.ムクタ・ハスタ・シールシャーサナB(Mukta Hasta Shirshasana B)
48.ムクタ・ハスタ・シールシャーサナC(Mukta Hasta Shirshasana C)
49.バッダ・ハスタ・シールシャーサナA(Baddha Hasta Shirshasana A)
50.バッダ・ハスタ・シールシャーサナB(Baddha Hasta Shirshasana B)
51.バッダ・ハスタ・シールシャーサナC(Baddha Hasta Shirshasana C)
52.バッダ・ハスタ・シールシャーサナD(Baddha Hasta Shirshasana D)
53.ウールドヴァ・ダニュラーサナ(Urdhva Dhanurasana)
54.チャクラーサナ(Chakrasana)
55.パシュチマッターナーサナ(Paschimattanasana)

■フィニッシング・シークエンス
56.サルヴァーンガーサナ(Sarvangasana)
57.ハラーサナ(Halaasana)
58.カルナ・ピーダーサナ(Karnapidasana)
59.ウールドヴァ・パドマーサナ(Urdhva Padmasana)
60.ピンダーサナ(Pindasana)
61.マツヤーサナ(Matsyasana)
62.ウッターナ・パーダーサナ(Uttsns Padasana)

※ここまでを7つのフィニッシング・シークエンスと呼ぶ

63.チャクラーサナ(Chakrasana)
64.シルシャーサナ/ヘッドスタンディング(Sirsasana)
65.ウールドヴァ・ダンダーサナ/ハーフベンド(Urdhva)
66.バッダパドマーサナ(Baddha Padmasana)
67.ヨガ・ムドラー(Yoga Mudra)
68.パドマーサナ/ジュニューナ・ムドラー(Padmasana)
69.ウトゥプルティヒ(Utplutihi)
70.シャヴァーサナ(Savasana)

※プライマリーシリーズの約60種類のアーサナはスタンディング・シッティング・フィニッシングシークエンスという分類方法の総計を指す。スリヤナマスカーラAとBはアーサナではないとみなす。ダンダーサナ・ポジション、ティッティバーサナ・ポジション、シールシャーサナ・ハーフベンドは、移行の途中とみなしアーサナから除外。サマスティティヒ、ヨガムドラ、ウトゥプルティヒも除外。他の流派で云われるシャヴァーサナはアシュタンガではレストポーズであり、本来ならアーサナに属さない。

※また、名称が異なる場合もあり、ウッティッタ・ハスタ・パダングシュターサナB→パールシュヴァ・サヒタなど。よって正確な数ではないので、±5はあるかもしれない。

アシュタンガのマントラについて

マントラ(Mantra)とは、真言、呪文、祈りの意味です。オーム(OM)もそれひとつでマントラとなります。アシュタンガでは、始まりと終わりに、2種類のマントラを唱えます。基本は、先生が先に唱え、追随して生徒が唱える、コール・アンド・レスポンス形式で行われます。先生によっては同時に唱える場合もあります。
マイソールスタイルのクラスに於いては、バラバラに練習を始めるため、各自が心の中で唱えて(マーナシカ)から練習を始めます。その後、先生が「サマスティティヒ」と云ったら、マントラを唱える合図となりますので、練習を一度止め、オープニング・マントラを唱えます。唱え終わったら、フルヴィンヤサ(太陽礼拝Aのカタチでダウンドッグでアーサナに入る)で自分の練習に戻ります。※太陽礼拝、スタンディングは、そのまま行います。

オープニング・マントラ(アシュタンガヨガ・マントラ)

OM

Vande Gurunam Charanaravinde

Sandarshita Svatma Sukava Bodhe

Nih Sreyase Jangali Kayamane

Samsara Halahala Mohashantyai

Abahu Purushakaram

Shankha Cakr Asi Dharinam

Sahasra Sirasam Svetam

Pranamami Patanjalim

OM

オーム

ヴァンデー グルーナーム チャラナーラヴィンデー

サンダルシッタ スワートマ スカーヴァーボーデー

ニッシューレーヤセー ジャーンガリー カーヤマーネー

サンサーラ ハーラハラ モーハ シャンティエイ

アーバーフ プルシャーカーラン

シャンカ チャクラ アシ ダハーリナム

サハスラ シラサム シュウェータン

プラナマーミ パタンジャリム

オーム

クロージングマントラ(マンガラ・マントラ)

OM

Svasthi Praja Bhyaha

Pari Pala Yantam

Nya Yena Margena

Mahim Mahishaha

Go Brahmanebhyaha

Shubamastu Nityam

Lokah Samastah Sukhino Bhavantu

Om Shanti Shanti Shantihi

オーム

スワスティ プラジャ ビヤハ

パリ パレ ヤンタム

ニャ イェナー マルゲーナ

マヘーム マヒーシャハ

ゴー ブラーマネビャハ

シュバマストゥ ニティヤム

ローカーハ サマスターハ スキノォ バヴァントゥ

オーム シャンティ シャンティ シャンティヒ

アシュタンガヨガで使われるカウント

アシュタンガヨガのレッドクラスでは、先生がサンスクリット語でカウントをとります。プラクティショナーは、そのカウントに合わせて、アーサナとヴィンヤサを行っていきます。1st~4thまでに於けるカウントの最大は29です。1stに登場するスプタ・パダーングシュターサナがそれにあたります。

1 ekam(1) エーカム
2 dve(2) ドヴェ
3 trini(3) トリニ
4 catvari(4) チャトヴァリ
5 panca(5) パンチャ
6 shat(6) シャット
7 sapta(7) サプタ
8 ashtau(8) アシュトゥ
9 nava(9) ナヴァ
10 dasha(10) ダシャ
11 ekadasha(11) エーカーダシャ
12 dvadasha(12) ドゥヴァダシャ
13 trayodasha(13) トラヨダシャ
14 caturdasha(14) チャトルダシャ
15 pancadasha(15) パンチャダシャ
16 shodasha(16) ショーダシャ
17 saptadasha(17) サプタダシャ
18 ashtadasha(18) アシュターダシャ
19 ekonavimshatih(19) エーコーナヴィムシャティヒ
20 vimshatih(20) ヴィムシャティヒ
21 ekavimshatih(21) エーカーヴィムシャティヒ
22 dvavimshatih(22) ドゥヴァヴィムシャティヒ
23 trayovimshatih(23) トラヨーヴィムシャティヒ
24 catruvimshatih(24) チャトルヴィムシャティヒ
25 pancavimshatih(25) パンチャヴィムシャティヒ
26 shadvimshatih(26) シャッドヴィムシャティヒ
27 saptavimshatih(27) サプタヴィムシャティヒ
28 ashtovimshatih(28) アシュトーヴィムシャティヒ
29 ekonatrimshatih(29) エーコーナトリムシャティヒ

ヨーガ・スートラに書かれているアシュターンガ・ヨーガについて

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの哲学の部分は、アシュターンガの冠があるの通り聖者パタンジャリが編纂したとされるヨーガ・スートラにあります。アシュタンーガは八支則、八部門、八階梯、八段階という意味です。
・アシュトゥ(八)
・アーンガ(手足、支則)

◆アシュターンガ…Eight Limbs。八支則、八部門、八階梯、八段階

1.ヤマ(Yama)…禁戒
アヒムサ(Ahimsa)…非暴力。
サティヤ(Satya)…嘘をつかない。
アステヤ(Asteya)不盗。
ブラフマチャリヤ(Brahmacharya)…貞操。
アパリグラハ(Aparigraha)…不貪。

2.ニヤマ(Niyama)…勧戒
シャウチャ(Shaucha)…清潔。
サントーシャ(Santosha)知足。
タパス(Tapas)…苦行。
スワディヤーヤ(Swadhyaya)…聖典読経。
イーシュワラプラニダーナ(Ishvarapranidhana)…自在神祈念。

3.アーサナ(Asana)…座法、ポーズ。

4.プラーナーヤーマ(Pranayama)…調気法、呼吸法。

5.プラティヤハーラ(Pratyahara)…感覚の制御。

6.ダーラナ(Dharana)…集中。

7.ディヤーナ(Dhyana)…瞑想。

8.サマーディ(Samadi)…悟り。
全195節(196という場合もある)のヨーガ・スートラに書かれているアシュターンガ・ヨーガは、
第2章28節(以下数字のみで表す。例:2.28)からから3.3にわたって30以上の節(スートラ)で説明されています。
※8支則のヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマ、プラティヤハーラ、ダーラナー、ディヤーナ、サマーディまでの説明がされている節までと定義しています。

2.28 8つの支則の実践の効果について
2.29 8つの支則の列挙
2.30 5つのヤマ
2.31 普遍的な戒律
2.32 5つのニヤマ
2.33 戒律を守るための方法
2.34 戒律を守る際の障害
2.35 アヒムサーの効果
2.36 サティヤの効果
2.37 アステヤの効果
2.38 ブラフマチャリヤの効果
2.39 アパリグラハの効果
2.40 サウチャの効果
2.41 サウチャの効果2
2.42 サントーシャの効果
2.43 タパスの効果
2.44 スヴァディヤーヤの効果
2.45 イーシュヴァラ・プラニダーナの効果
2.46 アーサナについて
2.47 アーサナについて2
2.48 アーサナについて3
2.49 プラーナーヤーマについて
2.50 プラーナーヤーマについて2
2.51 プラーナーヤーマについて3
2.52 プラーナーヤーマについて4
2.53 ダーラナーについて
2.54 プラティヤハーラについて
2.55 プラティヤハーラについて2
3.1  ダーラナーについて2
3.2  ディヤーナについて
3.3  サマーディについて

アシュタンガヨガの練習日程

基本的には、毎日練習するのがアシュタンガヨガです。
しかし、ムーン・デイと呼ばれる、新月(ダーク・ムーン)と満月(フル・ムーン)は実践しません。
あと、女性の場合は月経の最初の数日間はお休みするか、簡単なアーサナをすることが勧められています。
それと、日本では土曜日をだいたい休みにしているスタジオが多いです。

午前に新月(満月)になる時は、どうしたらいいのか?

例えば、火曜日の午前1時10分に新月になるのであれば、月曜日は練習しないということになります。
月の満ち欠けのピークになるまでの24時間はプラクティスしない時間となります。

月曜日の午前1時10分~火曜日の午前1時10分までは練習しない。
練習は、火曜日の午前1時10分1秒からOKということになります。

自宅での自主練するためのポイント

・アシュタンガは日曜日から金曜日まで練習します。

・お休みは、土曜日とムーンデイと呼ばれる新月と満月です。

・ヨガの伝統では午前3時から午前5時までが最適だといわれています。

・次に午前5時から9時までの時間もよいといわれています。

・月経の初日から3日はお休みするようにしましょう。

・初心者は最低でも週3回練習し、慣れてきたら5回から6回に増やしましょう。

※セカンド以降を練習している人は、金曜日はファーストを練習します。

その他

アシュタンガヨガでは、シャヴァーサナとは言わず、レストポーズという。
※便宜上シャヴァーサナと呼ぶことはあります。

クリシュナマチャルヤ師が指導をしていた当初は、太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)はアーサナとは別のものとして扱われていた。
また、インドの太陽礼拝に合わせて作られたエクササイズの一種でヨガの一部ではないと主張する人もいる。

パタビ・ジョイス師は1970年代にアシュタンガ・ヴィンヤサと呼ぶようになったという。

※このサイトでは、ヨーガ・スートラのアシュタンガを『アシュターンガ・ヨーガ』といい、アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガを『アシュタンガヨガ』と区別しますが全く別のものという意味で分けているわけではありません。

※発音的には、ヨーガと伸ばすとされていますが、そもそもサンスクリット語を英語表記してそれを日本語のカタカナとして表しているので正しいとか間違ってるなどは無いというのが見解です。

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ完全攻略!呼吸と動きの順番が分かる無料PDF

このファイルには以下のPDFが含まれています。
1.スリヤナマスカーラA&B
2.スタンディングシークエンス
3.ハーフプライマリー(前半)
4.フルプライマリー(後半)
5.セカンド(前半)
6.セカンド(後半)
7.フィニッシングシークエンス

アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ完全攻略!呼吸と動きの順番が分かる無料PDF

Profile/プロフィール

SHINGO

ヨガボディ・クリエイター:SHINGO(慎悟)

1987年2月生まれ。ヨガ歴9年、指導歴7年。東京・神奈川で活動中。


自身のプラクティスは、アシュタンガヨガの3rdシリーズまで。メイクアップの専門学校を卒業後、ヨガインストラクターになる。また、フィットネスクラブでジムトレーナーの経験を持つ。その後、ヨガスタジオを北鎌倉にオープン。スピリチュアルの世界にも足を踏み入れるも、現在、巡り廻ってフィジカルな美のサポートをしている。